セブンティツーさんのショット


それではセブンティツー(シングル・プレイヤー)さんのスウィング分析です。

全体的にはバランスの取れたスピード感があるスウィングです、特に良い所はワンピースでアドレスからフィニッシュまで全く躊躇(ちゅうちょ)しないで振りぬいています、これは見習うべきでしょう。


テイクバックで、欲を言えばスタートで左肩(ここが間違い)が下がらない様に注意しましょう、今の内に直してしまいましょう。
トップが決まっていません、原因はあごです、まだまだ行けるのに、これを邪魔しているのがあごです、左肩はあごの下に入って来る物と考えましょう、今は左肩があごに邪魔されて行き場が無い状態です。


セブンティツーさんの身体は固い訳でも有りません、どちらかと言うと柔らかい方です、トップのポジションはもっと一杯まで捻り上げましょう、但し右ひざはトップまでアドレス状態を保つ事、前後、左右、上下どこにも動きません、そうすれば腰の回り過ぎの心配も要りません、これが右サイドの壁と言われるものです。


切り返しで腰からスタートを切ろうとしているのですが、トップが浅い為に腕が早く下りて来てしまっています、クラブヘッドのタメも出来なくなっています、腕の下ろし方が早いため体重も乗り切っていないままインパクトまで来てしまい、フォローの時点でもまだ左体重です。 但しインパクト直前(多分8時の地点)の形はさすがに素晴らしい!!、これだけ身体がボールと正対していれば合格です。


ただやはり体重は左に乗り切れて無いのが残念です、左ひざに張りが出て来るよう意識して練習すると体重移動も自然に出来るように成ります。

こん回はタイガーにお休みして頂いて私の写真で行きましょう。 まず9時の地点を比べてみましょう、見るべき所はガニマタの足です、この形にしたくてワザとやったのでは有りません、これは左腰のスライドから切り返しのスタートをした証拠です。

フォローの写真、これの見るべき所は体重移動と右肩の位置です。
これから練習で気を付ける事は・・・


1、テイクバックの時、手ではなく左肩で上げて行ったらどうでしょう、そしてあごの下まで左肩は入れ   てきます。
2、切り返しで腰から行く事を意識しすぎるとタイミングが取れません、それよりクラブヘッドのスピード   は腕のスピードを上げるのではなく、左腰のスライドのスピードに比例すると考えましょう、腕は嫌   でも付いて来る物です、腕を振るより腰をスライドさせましょう。
3、左ひざがビシッっと伸びた時点で左サイドの壁作りが始まります、その時右肩を後ろに引く力が必  要です、右肩は止めるのではなく後ろに引くと覚えて下さい、右足も太ももに力を入れて回っていく  腰を止めて下さい。


まず上記3点を頑張りましょう、但しこの3点はかなり難しいです、上級者のセブンティツーさんだから敢えてこのメニューを出しました。


私がスウィングを見た限りではまだアイアンで2番手、ドライバーで30Yは伸びそうです。
今回の動画がちょっと見辛かった為に見たいと思っていた所がはっきり見えませんでした、もう一度はっきりしたのを見てみたいですね。 これからも頑張ってください、応援します。