ムービー・リスト 14-シリアス
メニューへ戻る
日本語環境 (記号説明) 
AT=Automatic Translation(自動翻訳)機械による翻訳が多く日本語に少し難解な点がある。
JMV=日本作品
★★★=観て損なし
★★★☆=一見の価値あり
★★★★=必見!!
★★★★☆=見なくちゃ損!!
★★★★★=絶対観るべし!!
分類 吹替 字幕 NO 評価 原題名 日本題名 内容
14 JMV 7120364 ★★★★☆ RASHOMON 羅生門 芥川龍之介の短編「藪の中」をもとに映像化。都にほど近い山中で、貴族の女性と供回りの侍が山賊に襲われた。そして侍は死亡、事件は検非違使によって吟味される事になった。だが山賊と貴族の女性の言い分は真っ向から対立する。検非違使は霊媒師の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得るが、その言葉もまた、二人の言い分とは異なっていた……。ヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作。
14 JMV 7120393 ★★★ THE SUSPECT MUROI SHINJI 容疑者 室井慎次 『踊る大捜査線』スピンオフ企画第2弾。シリーズでも人気の高いキャラクター・柳葉敏郎演じる室井慎次を主役にしたクライム・サスペンス巨編。若き女弁護士役に田中麗奈、徹底的に室井を追い詰める弁護士に八嶋智人。湾岸署のスリーアミーゴス・神田署長役の北村総一朗、袴田健吾刑事課長役の小野武彦、秋山副署長役の斉藤暁らも登場している。今まで語られることのなかった室井の過去が明らかになる衝撃作。[
14 JMV 7120394 ★★★★☆ TASOGARE SEIBEI たそがれ 清兵衛 井口清兵衛は幕末の庄内、海坂藩の平侍。妻を病気で亡くし、二人の娘と老母の3人を養っている。生活は苦しく、下城の太鼓が鳴ると付き合いは断ってすぐ帰宅し、家事と内職に励む毎日。そんな清兵衛を同僚たちは“たそがれ清兵衛”と陰で呼んでいた。ある日、清兵衛は幼馴染みの朋江と再会する。朋江は嫁いでいたが、夫の度重なる酒乱で最近離縁していた。清兵衛は朋江に想いを寄せていたが、朋江との縁談を勧められても貧しさを理由に断ってしまった。だが清兵衛は、ある時藩命が自分に下されたことによって、ひとつの決断を下す。
14 JMV 7120395 ★★★☆ 完全なる飼育 実在の事件を取材した松田美智子の『女子高生誘拐飼育事件』を映画化。女子高生を誘拐し、自室で監禁・飼育する男の偏執的な愛を描く。誘拐犯を怪演した竹中直人、そして監禁される女子高生を体当たりで演じた小島聖が秀逸。また特異な関係にある男女のドラマを、不可思議な恋愛劇に転じた脚本の新藤兼人、和田勉監督の手腕も素晴らしい。泉谷しげる、渡辺えり子、塚本晋也共演。ある日、見知らぬ中年男性・岩園に誘拐された女子高生のクニコ。岩園の部屋に連れられた彼女は、その日から監禁生活を強いられる。自分を好きだと言う岩園を拒み、激しく抵抗するクニコ。だが彼の優しさに触れ、岩園との肉欲的な日々に溺れていった彼女は、ついに飼育される事を受け入れる・・・。
14 JMV 7120396 ★★★☆ 完全なる飼育 女理髪師の恋 「完全なる飼育」シリーズ第5作!匂い立つ大人の女を飼育する若者の屈折した愛欲と孤独。第56回ロカルノ国際映画祭特別大賞受賞作。北海道、冬。青年ケンジは2年間探し求めた女をようやく見つけ出す。名前はハルミ。理髪店の女主人として自堕落な夫と二人暮らしだった。ケンジは2年間温めてきた計画を実行するため、ハルミを拉致・監禁して盲目的に愛した。突然の出来事に怯えたハルミだったが、ケンジの献身的な愛を次第に受け入れてセックスに応じた…。
14 JMV 7120397 ★★★★ 完全なる飼育 秘密の地下室 雨の降る公園。女子高生の梨里は、金の工面が出来なかったことで恋人に殴られていた。そのまま捨てられ、ボロボロになった彼女はゴミ捨て場に倒れ込む。やがて、物陰から男が現われ、傷だらけの梨里を担ぎ上げてその場を去っていく。その男・タケルは過去のトラウマから言葉と記憶の一部を失っていた。彼が連れて帰った洋館の屋根裏部屋で目を覚ます梨里。下着姿の彼女は自分が監禁されたと悟り、すぐさま脱走を試みるが、傷の痛みで身動き出来ない状態にあった。そこへタケルが姿をみせるのだが…。
14 JMV 7120398 ★★★ 完全なる飼育 香港情夜 愛は、父が蒸発した家庭で酒浸りの母とともに暮らしてきたため、常に孤独だった。高校の修学旅行で訪れた香港でも、友達のいない愛は一人で深夜のホテルを抜け出し、繁華街をさまよう。しばらくして、彼女はホテルへ戻ろうとタクシーを拾った。しかし、着いた先は郊外の寂れた一軒家。運転手のボウは愛を強引に家へ押し込む。彼女は訳の分からぬまま全裸にされ体を洗われる。愛のクラス担任・橋本は一人香港に残り愛を捜し続けるが手掛かりすら掴めない。監禁生活が続く中で、ボウもまた孤独であることを知った愛は、奇妙な感情を抱き始めていた…。
14 JMV 7120399 ★★★☆ 完全なる飼育 愛の40日 実在の事件を基にした松田美智子原作の話題作「女子高校生誘拐飼育事件」二度目の映画化。主演は数百名のオーディションの中から選ばれた18才の新人、深海理絵。心理カウンセラーの赤井(竹中)はある日、若い女性から援助交際を申し込まれる。彼女の名は津村晴香(深海)。今年の春、女子大を卒業したフリーターで毎日UFOを探していると言う。彼女に何かを感じた赤井は晴香を診療所に連れて行き、催眠療法を試みると晴香は高校2年の秋に起きた凄まじい出来事を語り出したのだった……。
14 JMV 7120400 ★★★☆ 完全なる飼育 赤い殺意 さまざまな衝撃作を発表し続けてきた鬼才・若松孝二監督が、肺がんを克服し7年ぶりに現場に復帰した入魂の一作。実在の事件を映画化した人気シリーズ第6作目は、雪深い山奥の一軒家で10年間も監禁されてきた少女と監禁男、少女に匿われる殺人犯の奇妙な三角関係を描く。監禁男役には個性派・佐野史朗。ヒロイン役の伊東美華は映画初出演ながら、過激な監禁描写を体当たりでこなした。密室劇を得意とする若松監督ならではの、スリリングな演出が冴える
14 7120671 ★★★☆ IRREVERSIBLE アレックス  ある男を探してゲイクラブへ押し入る2人組。彼らは男を見つけ出すと凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュスは会場に残り婚約者アレックスを一人で帰してしまう。その直後、アレックスはレイプに遭い、激しい暴行を受けてしまうのだった。自責の念に駆られるマルキュス。彼は友人でアレックスの元恋人のピエールとともに犯人探しを開始する。やがて、女装ゲイ、ヌネスを探し出した2人は、ヌネスからついにテニアという男の名を聞き出すのだった…。
14 7120701 ★★★★☆ JOHN Q. ジョンQ-最後の決断-  イリノイ州シカゴ。ジョンは、妻デニスと9歳になる息子マイクの3人で幸せに暮らしていた。だがある日、マイクが野球の試合中に倒れ、病院に担ぎ込まれる。診断の結果、心臓病を患っており、生き延びる方法は心臓移植しかないと判明する。しかし、リストラで半日勤務となっているジョンの保険は、高額な移植手術に適用されなくなっていた。ジョンは家財道具を売るなど金策に走ったが、病院から無情な退院勧告が出される。我慢の限界に達したジョンは拳銃を持って救急病棟を占拠。医師や患者を人質に、マイクの手術を要求するのだった。実に感動的な映画だった。久々に泣きました。もし自分の子供が同じ立場だったら同じ事をするかも・・・
14 JMV 7120869 ★★★★☆ 動天 幕末の商傑・中居屋重兵衛の半生をダイナミックに描いた”幕末ビッグ・ロマン”。黒船到来から桜田門外の変に至る波乱の時代を積極果敢な天才商人として生きる重兵衛の姿を通して、日本開国に一大貢献をなした偉大な男の生きざまを感動的に捉えた時代劇大作。
14 JMV 7120871 ★★★★☆ 不法滞在 入国管理局で不法滞在者を摘発する“入国管理Gメン”を指揮している辰巳洋一は、3年前、病臥の娘の臨終に仕事で立ち会えなかったことが原因で、妻の美奈子と離婚していた。ある夜、偽造パスポートが数多く出回っていることを知った辰巳は、潜入した中国倶楽部で、5年前に不法滞在で強制送還させた林光蘭と再会する。偽造パスポートの情報を得るために光蘭と食事をした辰巳は、次第に彼女に別れた妻の姿を投影して、惹かれていくのだった。
14 JMV 7120878 ★★★★★ 陽はまた昇る 家電AVメーカー・日本ビクター本社開発部門に勤める開発技師、加賀谷静男。あと数年で定年を迎える彼に、横浜工場ビデオ事業部への異動命令が下りる。そこは赤字続きの非採算部門。加賀谷に課せられた指令は大規模なリストラだった。しかし、加賀谷は従業員たちに向かって夢だった家庭用VTR開発の決意を打ち明ける。しかも一人の馘も行わないというのである。それを聞いた次長の大久保は止めに入った。この時、ソニーが商品化にあと一歩の所まで漕ぎ着けていたのであった……。
14 JMV 7120910 ★★★☆ 伊丹十三監督 静かな生活 両親の渡航中に起こる障害者の兄と妹の、波乱に富んだ日常を描いたドラマ。原作は、94年ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎の同名の長篇。監督・脚色は「大病人」以来2年ぶりにメガホンを取った伊丹十三。主演は「毎日が夏休み」で数々の新人賞に輝いた佐伯日菜子と、「復讐の帝王」の渡部篤郎。また大江の実子・光の作曲した曲を使用したのも話題になった。

14 JMV 7120911 ★★★☆ 伊丹十三監督 大病人 ガンを宣告された俳優が、死を前にしていかに生きていくかを、彼を支える医師との対立や友情、また様々な葛藤を通して描くドラマ。「ミンボーの女」に続く伊丹十三監督・脚本作品で、当初は「大病院」というタイトルで製作が進められていたが、伊丹監督の襲撃事件もあってか変更され、死を扱うコメディとして完成した。「マルサの女2」以来の伊丹作品出演となる三國連太郎が主演、常連の津川雅彦との演技合戦も話題となった。