お帰りになる前に   是非お立ち寄り下さい!!
Cさんの5番アイアンの飛距離はキャリーで175y、
なかなか力強い少しフックが掛かったボールである、
今日もスウィングの矯正に励んでいる。
私の所に来たのは3ヶ月前、レッスンのペースは週1回で
時間のある時は2時間以上も練習して行く。

最近は柔らかいスムーズなスウィングに成って来た、
手首もそれなりにうまく使えている。
周りで見ている仲間のプロにCさんのスウィングやボールの飛ぶ姿、
インパクト等を見させてどの位のハンディキャップか当てて見ろ
と言うと殆どのプロは13から15位だろうと言う。
ところがCさんは今まで1度も100を切った事が無いと言う、
私も仲間のプロもその言葉にはどうしても信じられない。
私はラウンドレッスンをする事にした、
他の生徒3人とCさん合わせて4人でのレッスン、
皆普段の日は仕事が有る為日曜日にレッスン日を決めるが
休日のプレーは1パーティー4人までと決められている、
私はサンドウェッジ1本を持ち歩いて回る。

今日のレッスンテーマは「スコアーマネージメントの立て方」である。
4人とも殆ど同レベル、ラウンドレッスンの時は出来るだけ
同レベルの生徒を揃えた方が私にとっても生徒にとってもやり易い、
中に一人だけ特筆した(上級者でもビギナーでも)生徒を入れると
如何しても話が合わない場合が出てくるからだ、
その点同レベルの生徒ならお互い通じ合うものも有り、
要所要所のティーチングにも淀み無く進行できる。

さてCさんの最初のティーショットである。
その前に、今回ラウンドレッスンをしたネイビーゴルフクラブ、
このコースはフィリピン海軍が所有するゴルフ場で海軍の
厚生施設の一部で、勿論一般公開されていて、
セミメンバーシップのコースである、グリーンフィーは
いくつの段階にも分かれている、軍関係は100ペソ、
メンバーは5ペソ、フリーのフィリピン人は1,000ペソ、
外国人は1,500ペソ、私はコースの所属プロと成っているので5ペソ、
所属でないプロは500ペソ等様々だ・

海軍はここの他にもフィリピン中にゴルフコースを所属している他、
陸軍、空軍の所有コースもかなりの数である、
ヴィリアモルは空軍の所有である。
さて話を戻して1番ホール、Cさんがアドレスを取った時私は驚いた、
何とかなり右の隣のホールを向いている、
これで100を切れない理由が解った。

C さんはそのままのアドレスでショットする積もりである、
いつもの練習場のスウィングでショットすれば見事なドローボールが
隣の18番フェアーウェーに飛んでいくはずであるが、
私の思った通りCさんは今まで私がティーチングして来たのとは
全く違うスウィングで左へ引っ張られたボールは
フェアーウェーセンターに飛び出しスライスをして右へ切れながら
それでもフェアーウェー右端に飛距離180Y。

いつも私が見ているCさんのドライバーショットは軽いフック回転の
ボールでは優に250Yは飛んでいる。
少し様子を見る事にしてCさんに、今のティーショットはどうだった、
と尋ねた、今日は先生が一緒だから緊張したがさっきのは
まあまあだったと言う、これは重症である。
我が親愛なる生徒達

Cさんがどうしても100を切れない理由
何ホールか進んだ時、
Cさんのセカンドショットを丁度同伴者全部で見る
機会が有った、
そのホールはセカンド地点から右に
ドッグレッグしたホール、
私は3人にCさんのショットに注目する様に言った、
Cさんのアドレスを見たみんなは驚いた。

何とCさんはグリーンに
背を向けているではないか、
そのアドレスでCさんが打ったボールは
当人の思惑道理うまく引っ掛けて打つことが出来ず
隣のホールのフェアーウェー
しかも右サイドまで行ってしまった。

そのとき初めて私がアドレスの向きを指摘した、
Cさんはその後自分が何処を向いて良いのか
解らなくなりラウンドの前半を終ったときは
意気消沈していた。
後半が始まるまで前にドライヴィングレンジへ行き
矯正した後のCさんはそれでも
スクウェアーにアドレスし
辛い様でたまに右へ打っていたが、
スコアーは46で上がって来た。

アドレスの向きが右へ狂ったままショットをすると
当たり前だがボールは右へでる、それを修正するには
必然的に引っ掛けて打つ様に成る、
こうなるとスウィングを考えるどころではなくなり
泥沼状態に陥る。
Cさんの場合はその典型的な例であった。

記2007年1月
HC13?
ラウンドレッスン
原因はこれだ!!