Villiamor(ビリアモル)ゴルフクラブ
ホールNO1ティーグラウンド
アプローチショット練習場
写真奥には練習バンカーが有る
スウィング理論てなんだ???
指導者は必ず自分のスウィング理論を持っているものです、もし持っていなかったら指導者はいったい
何を基準に指導しているのでしょう、ただ行き当たりばったりの指導をされる立場に成って見るとこれほ
ど情けない事は有りません、それ故指導者は自分自身のスウィング理論を持っているべきだと考えます。

しかし理論を持っていればそれで指導できるかと言うと、そういうものでも有りません、理論は飽く迄も
基準に過ぎません、万人に合うスウィングなど何処を探しても有り得ないからです。
先程理論とは『万人を納得させることが出来る又は納得させようとする系統性のある説明』と訳しました
が、これは理論の定義を違った言葉に言い代えただけでまだ具体的では有りません、解釈の仕方は人
により様々ですが、私がスウィング理論を具体的に言い表すと以下のように成ります。

『スウィングはこうしなければ成らない、何故ならばこう言う理由が有るからだ』
又は『スウィングはこうしてはならない、何故ならばこう言う理由があるからだ』
以上を積み重ねて結論に結び付けていくもので、
最初の説明から最後の結論に至るまで矛盾が有っては理論が成り立ちません。

私のスウィング理論の根幹は『レイトヒッティング』と『左サイドの壁』です、これを完成させる為には現在
はやりのボディーターン打法と言われているものとは練習過程が違います。
と言いましてもゴルフのスウィングはボディーがターンしなければフィニッシュに行けませんので広義の
意味で言えば、全てゴルフスウィングはボディーターンをしない事では有りません。

そえではなぜ『レイトヒッティング』と『左サイドの壁』
が私のスウィング理論の根幹に成っているのかと申しますと。
ゴルフと言うスポーツは『より遠くへ』『より正確に』の意味の中にはボールを飛ばす事だけではなくアプ
ローチに代表される『加減のショット』も含まれると考えなければなりません、なぜならこの
『加減のショット』がゴルフと言うゲームをする上で重要なポジションに有りこれ無しではスウィング理論
は完結しないからです、そしてこの『加減のショット』にも『レイトヒッティング』と『左サイドの壁』はやはり
重要なのです。

私のゴルフ理論に付いては別紙で詳しくご紹介すると致しまして、『スウィング理論とは』です。もう回答
が出ました、ゴルフと言うスポーツはどう言うものかを考えれば誰でも行き着く回答、『より遠くへ』
『より正確に』ボールを飛ばすスウィングはどうしたら良いかを説明したものと言えましょう。

どうでしょうか?お分かりに成りましたでしょうか?

記 2007年1月
お帰りになる前に   是非お立ち寄り下さい!!
スウィング理論てなんだ????

科学研究においての『理論』の定義を調べてみますと・・・。
個々の現象や事実を統一的に説明し,予測する力をもつ体系的知識。狭義には,明確に定義
された概念を用いて定式化された法則や仮説を組み合わせる事によって形作られた演的体系
を指す。

理論は、5W1Hに答えるものである
WHAT(どんな概念や変数が)HOW(どのように、どんな順序で結びついているのか)
WHY(そして、そうなっているのは何故か)WHEN、WHERE、
WHICH(そういったつながりを制限するのは何か、特定の場所?特定の時間?特定のもの?)

何か相当難しいものの様である。
そこで一寸乱暴かも知れないが私なりにもっと解り易く言い直して見ると、理論とは『万人を納得
させることが出来る又は納得させようとする系統性のある説明』と言い換える事は出来ないで
しょうか。

私がゴルフスウィングの指導上多かれ少なかれ、『なぜそうしなければならないか』又は『なぜそ
うした方が良いのか』『なぜそうしてはならないのか』等の説明を出来る限りする様にしています。

その事により、指導される側は納得してドリルに取り組む事と、それが出来るようになった近い
将来に希望が持てる様になる訳です。
今日までスウィング理論なるものは沢山唱えられて来ました。

しかし1個人、1プレイヤーに取ってはどれが正しい理論かなどは問題では無く、どの理論が
自分に合うか、又受け入れられるのかが重要な問題なのでは無いでしょうか、理論は人に押し
付ける物ではなく説くものです、強制するものでなく感受するものです。

指導する側の考えと指導される側の考えとが一致している事、これはとても大切な事で、ティー
チングには不可欠な事だと信じています。

この意思の疎通が無かったら、又、双方が違う考えを持っていたとしたら、結果は不幸なことに
成るか、指導を受ける側の上達の進歩を妨げる大きな要因に成り得ます、これだけは絶対有っ
てはいけない事なのです、指導者の指導能力と共にゴルフに対する考え方や、スウィングの研究、
ティーチングのテクニックの研究を怠る事は許されないのは当然の事、指導に責任持てる自身が
無ければ指導する資格は有りません。