プロのコースメモどうやって作るの???
5W+2R(R=右 L=左)
ティーショットは5番ウッドを使用、
風は右からアゲインスト強さは2レベル(右記表参照)
私は風の強さを4段階に分けています、+は向かう風、−は追い風、
これはその日の感覚の問題で強く感じる時も有れば
同じ位の強さでも弱く感じるときが有ります。

200YT(Y=ヤード T=ティーイング グラウンド)
ティーグラウンドから200Y地点

233Y3WU12+2R-35(W=ウッドクラブ  U=アップヒル)
ティーショットのボールが止まった地点は
グリーンエッジまで233Y
セカンドショットは3Wを使用、
12Yグリーンまで上っている分プラス
風は右からアゲインスト強さは2レベルで10Yプラス
私の3Wの飛距離は220Yで風と上りの分を引くと198Yの距離、
グリーンエッジまで233Yマイナス198Yで
グリーンエッジまで35Yの位置をターゲットにショットした。

220YG グリーンまでの距離
270YT ティーグラウンドからの距離
180YB バンカーまでの距離
W    WaterのW
木    文字通り木が有ってここはスタイミーになるので注意の意味
B    バンカー
黒丸はボール
OB   アウトオブバウンズ
LU―2  leftのL UPのU 
−2はグリーン全体の速さでかなり遅い(右記表参照)

これも風のレベル表の場合と同じで、その時の感覚を大事にしています。


SW50+15 SWで50Y打った、グリーンエッジからピンまで15Y

私は怠け者なので、練習ラウンドの時歩きながらこの様なメモを取ります、
出来るだけ簡単に、でも後で解る様に作っています、他のプロはもっと詳
しくグリーン等も丁寧にメモしている人もいます。

記号等は自分で解り易く変えると良いかと思います。
どうですか?一度試して見ては、意外とホームコースでも新しい発見が
有ると思いますよ、スコアーアップは間違い無い事だけではなく、
貴方のゴルフ全体が大きく変わる事をお約束します。
自分の作り易いようにアレンジしてオリジナルのコースメモを作って見て下さい。

記2007年1月
テレビ等で見る、プロがセカンド地点で見ているメモ、
どんなものだかお分かりですか?
アマチュアのプレイヤーにも大いに参考に成ると思いますので、
ご説明いたしましょう。

『コースメモ何て要らない、ホームコースは隅から隅まで全部知ってる』
と思っているプレイヤーいませんか?
ゴルフを仕事としている我々プロでさえコースメモは必ず作ります、
このメモは言って見ればコースの羅針盤、確認の為にも、又メモを
見る事により忘れていた事も思い出します。
『プロとアマの決定的な違い・・・』でもお話しました様に『注意力』の差
はこんな事からも出るのです。

まず図を見て頂きたい、これはNAVY G・C 1番ホール448Ypar 5
のホールレイアウトです、手前がティーグラウンド、上がグリーンです。
コースメモの作り方は様々でそれぞれのプロが自分の1番解り易い
ものを作っています。

一番肝心なのは正確である事は勿論ですが見易く簡単に作れると
言う事です。
他人が見るものでは有りませんから、自分が見易ければそれで良い
のです、サンプルは何時も私が用いている形式です、参考にして頂け
れば結構ですが。

それではメモの説明をしましょう。

コース全体
左ドッグレッグのやや打ち下ろし、
セカンドショットからは打ち上げとなり
グリーン面は見えない。
ティーグラウンドから左200Y、右250Yを
クリークがフェアーウエーを横断している。

注意点
1Wで270Yキャリーが出ればクリークを超える、
自信が無ければ200Y打ってクリーク手前から攻める。
セカンドは左にあるバンカーは絶対に避け、
右に打つかバンカーに届かないクラブを選ぶ。