
| Villamor(ビリアモル)G・C 3番ホール、401Y パー4 左に大きくドッグレッグして、距離も長く無いのに、このホールは私の苦手なホールの一つ、パーで行ければ上出来、Villamorで苦手なホールが全部で4ホール有る、この3番ホールと、次の次ぎ、5番ホール 405Y パー4、インコースの14番ホール 429Y パー4と16番ホール448Y パー4、特に14番ホールで泣かされた経験が多い、プロテストで失敗したのもこのホール、フィリピンでのプロテスト初挑戦の時のことで有る。フィリピンでは始めてのシニアのクウォリファインテストはその時既にホームコースとしていたVillamor G・Cで偶然にも行われた、その年50歳に成るのとプロの推薦人2人以上いる事がプロテストを受けるその当時の条件であった、今はだいぶ変わっていて、その年50歳以上ならば誰でも良い、観光で来た人でも申込金500USドルを払えば受けられる様に成った。 門戸を広げたと言うが、金欲しさの挙句だと私は思う、クウォリファインの条件もこの8年間でずいぶん変わった。 シニアの試合は3日間トーナメントが多い、2日間で予選を行い、決勝は1日だけである、今のクウォリファイン条件はプロのトーナメントに出場する、そして2日間トータルスコアー158ストロークでOK、80叩かなければ合格である。 しかし 日本で80が切れる位では全く歯が立たない、コースの難しさがが日本とはまるで違う、っと言ってもこんなに緩い条件は多分フィリピンだけだろう、でもなかなか通る人は少ない、クウォリファインにエントリーする人は増えては来ている様なのだが、やはり回りは全てプロ、アマチュアがその中に2〜3人バラバラに組まされる、今までやって来たアマチュアの大会とは全く違った雰囲気の中でやらされる。クウォリファインテストには知っている人がいる訳でもない、もし日本人が受けたなら言葉の障害も有る、英語が解らないと会話どころかルールの問題が起きた時に処置出来ない。 プロに挑戦する以上やはり最低限のゴルフ用語は英語で覚えて置くべきである。 有る時、っと言っても最近の事だが、こんな事が有った、実際に見ていた訳では無いが、同じパーティーにいたプロから聞いた話である、ここ3番ホールの残り140Y付近の左側には添え木のまだ取れない若い木が10本位有る、そこへある外国人のクウォリファイナーが入れてしまった、添え木がスウィングの邪魔になるからとボールを移動してショットした、自分のマーカーにも、同伴競技者にも全く告げずにである。 遠くからだが彼のマーカーはその全てを見ていた、彼の処置はでたらめで、しかも救済の為のドロップの仕方までも間違っていたらしい、適当な所へドロップしてさっさと打ってしまった、誤所からの ![]() プレイで2打罰が付く、本来なら正規のルールで打ち直しだが、彼はホールアウトしてしまったと言う、ここで又1打罰が付く、失格に成るほどの大きな位置違いでは無いので、彼のマーカーは彼にその事を告げた上でスコアーカードに3打罰を付け加えた。 ところが彼は良く解っていなかった、マーカーの説明が良く解らず、自分は失格だと言い渡されたものと思い、スコアーカードを提出しないまま帰ってしまい、本当に失格に成ってしまった。 マーカーの説明は『本来は失格も有り得るが、誤所からのプレイと言ってもそんなに大きな差が有ったっ訳ではないから、3打罰で良いと思う、しかしホールアウト後、裁定委員に聞いてみる。』っと言った言葉を理解できず、彼は彼の失格を裁定委員に報告すると勘違いしたらしい。 簡単なルールさえも理解していないままプロに成ろう等と考えている人も居るのには呆れた、添え木の救済ルールなど初歩の初歩アマチュアだって殆どの人が理解出来ているルールの一つ、私はルールブックを全て暗記しなければゴルフが出来ない、等とは考えていないし又そんな人はプロでも少ないであろう、最低限の基本的なルールさえ覚えて置けばそんなに問題は起きないし、ルールブックには第2のボールを打っていける便利な方法も有る、 ルールが解らなくて、裁定委員も近くに居ない場合は、2つのボールを打って2つ共正規のホールアウトをし、両方のスコアーを書いて置いてホールアウト後どちらが正しい処置かを裁定委員に判定して貰うのである、この方法を知っていれば失格などと言う不名誉な事だけは免れる事が出来る。動かせない障害物からの救済方法は特殊な場合や、ローカル・ルールで特に規定がなければ皆同じ処置をする、動かせない障害物の代表的な物を例に上げて見ると、スルーザグリーン上に有るもので、人口で作られたカート道路、注意しなければいけないのがコンクリートで出来ていないものは対象にならない場合が有る、人工的に作られた工作物や建造物、石で出来たヤーデージ表示物等、木の添え木、若木でプレイ不可のマークが有る木、マンホール、給水用のスプリンクラー、又それに付随するもの、特に指定の無い人口の橋、特に指定の無い塀や金網、但し塀や金網その物がOBの境界線に指定されている場合は救済不可、直ぐに動かす事の出来ない、自動車やコースメンテナンスに使用する為の工作機械、 とそのわだち(ローカル・ルールに規定が無い場合は救済不可Villamorには有る)、木の根(ローカル・ルールに規定が無い場合は救済不可、Villamorには有る)、干草の山、切り倒された木、水溜り、指定されている修理地、 等など・・・。 細かい条件はそれぞれ有るものの、おおよそ救済方法は同じである。 『ホールに近付かず、その障害を避けられるコース上でハザード外の二アレスとポイントから1クラブレングス以内にドロップする。』っである。この一つの救済方法を覚えて置くだけで大分役に立つ。
話を戻します。 私がこのホールの苦手な、っと言うよりも、苦手だった理由と言う方が正確、今では苦手意識も大分薄れた、以前有った木が一本無くなったからである、その木はティーグラウンドの直ぐ右側に、当時有った、この3番ホールはゴールドティー(バックティー)とブルーティーの差が一番大きいホールである。 距離は50Yの違いだが、ティーグラウンドの位置がまるで違う場所に有る、TOP写真に有る一寸こんもりしている所に有った木が無くなったお陰で、今は前が開けてストレートにフェアーウェイを狙っていけるが、以前はその大きな木が有りストレートには打てなかった、好むと好まざるに関わらずプレイヤーにはスライス系でのティーショットを要求して来る、スライスが掛かりすぎると右のOBまで行ってしまう。 その日もそうだったがこのホールは1番ホールがフォローの時、 風は左からのアゲインストに吹いている、ここをスライス系のボールでティーショットを打つのには相当神経を使う。元々距離の出ない私はドローヒッター、スライスのコントロールは苦手である、その上左からのアゲインストの風、上手く打ててもセカンドショットの距離が200Y残ってしまう、私は左からの風を頼りに2ウッドで高いストレート気味のボールを良く使った、最初からボギーでも仕方が無いがダブルボギーは絶対避けると言う攻め方で有る。 セカンド地点からは少し上りとなり、おまけにまともなアゲインストの風を受ける、グリーンは縦長で40Y以上も有り、ピンが1番奥に切られると、2ウッドを持たなければならない、しかしオーバーするとボギーで上がることさえ難しくなる、 グリーン奥は小さな崖の様に人の背丈をはるかに越える程下がっている、これをロブショットが使えない邪魔な木を避けながら、メチャクチャ速いグリーンに向かって打ち上げて行く、私の技術では最高のショットで2パット圏内に止めるのが性イッパイである、下りの2段グリーンの下まで行ってしまい、ファーストパットはそれでも10m近くになる。 ![]() 奥を怖がってグリーンに乗せただけだと、2段グリーンの上に有る25Y先のかなり右に切れるピンに向かってのパッティングは2パットでいける自信は殆ど無い、グリーンの傾斜は右下がり、その上芽も左上から右下へと流れている、 奥へ向かって打つパットは異常に重く、上からのパットは怖い位速い、50cm上からの芽だけで左に切れるラインは、見た目は真っ直ぐ打ちたいが、早くて下り、流し込むには芽を考えないといけない、パットを打つのが嫌になる事さえある。 ティーショットで上手くスライスが掛からなかった時は、そのまま左の林に飛んで行く、横に出すだけとなり、距離のあるサードショットを打たなければ成らない、林まで行かないフェアーウェイ左サイドに止まった時は20mほども有る背の高い大木を超えて行くか右から大きいフックを掛けて行かなければならない、 私の場合はフックで攻めるが、ダフッてすっぽ抜ける事がたまに有る、その時はグリーン右に有る、大きくガクン下がった所のバンカーに入ってくれればOBにならないが、入らない場合は99%OBで有る、しかしOBにならず助かったと思ってもいられない程このバンカーは厄介である、あごが人の背丈ほどあり、ピンに寄せるのは簡単では無い、 ![]() ![]() クラブヘッドが深く入り過ぎたり浅すぎたりすると、バンカー脱出も出来なくなるだけでなく、あごに近付くため、どんどんショットが難しくなる。 OBとこのバンカーを避けようとして左にターゲットをとる場合が自然である、傾斜も左から右である、所がグリーンを左に外すと、これ又厄介、殆どベアグラウンド状態で速いグリーンに向かって打たなければ成らない、ここではプロのチョロが良く見られる。 グリーンの幅はたった10Yで、乗せるだけでも厄介である、パターを使うプロもいるが成功したのを余り見たことが無い、ウェッジを上から入れられない、私はエクスプロージョンを使う、それでも下がうんと固い時は無理に寄せず、ボギーを覚悟する。 このグリーンはピンの位置により難易度が全く違ってくる、手前のピンはセカンドショットの距離感さえ間違わなければ難しくない、しかし奥からのロングパットは初めてのプレイヤーには絶対寄らない、グリーン左奥からのパットと、右奥からのパットは速さがかなり違う、芽の性であるが、これが解らないと5m位はすぐピンから離れてしまう、しかし奥に切られる程やはり難しさを増す、一番手前と一番奥では1.5ストロークの開きが有るのは、ティーグラウンド前の木が無くなった今でも同じである。 ![]() 当時はまだティーグラウンド前の木が有った頃である、ピンプレースメントは手前センターとこのグリーンでは最もやさしい位置だが、ティーグラウンドからは見えない、トーナメントならその日のピンプレイスメント表をくれる、 その日の風も左からのアゲインスト、このホールでは一番多く吹いている風向きで1番気を付けなければならない風向きでもある、フェードのつもりががスライスとなり、右のOBまでもって行かれないとも限らない、っかと言って、左を狙い過ぎてフェードが掛からず真っ直ぐ行ってしまうとおよそ200Yで林の中、曲がりが足りないと入らないまでも、セカンドショットはグリーンまで続く大きな木がスタイミーに成りピンが手前と言えどもボギーを必死で取りに行かなければならなくなる、 そんなに苦しがってボギーを取りに行くのは嫌で有る、その日も最初からボギー覚悟で、左からの風を頼りに高いストレートを3ウッドで打ち出す事にした、セカンドの距離は180Y以上残る事になるがフェアーウエーキープにはこの方法が一番安全、私にはがんばってもバーディーを取れるだけの力も技術もない事は自分が良く知っている。 ボールは思ったより高く上がり、それでもフェアーウエーほぼセンターに止まってくれた、やれやれといった気持ちが正直。飛ばし野郎は3アイアン、こいつもドローヒッター、スライスは苦手である、案の定スライスが掛かり切らず、残り150Yのヤーデイジ目標のインディアンツリーよりまだ左に飛び込んだ、後の2人もやっぱりアイアンでこちらはフェアーウェイキープ。 セカンドショットは思った通りやや登りの180Y、ピンが手前に切られているのがここに来て解る、まともなアゲインスト、グリーンセンターから20Y引いて登りの分と風を足してピン迄180Y弱と見た。 6Iでキャリーで170Y打てばグリーンに乗ると読んだが、スタンスを取って見るとなにかスッキリしない、思ったよりも左足が上がっている為だ、高さと引っ掛かりを抑えるつもりで5Iに持ち代えた。 しかしショットはやや薄めに入ってしまい、グリーンエッジ迄5ヤード足りないが、残りはやさしいアプローチが残った。 フェアーウェイのWとMは2オンのバーディーチャンス、飛ばし屋Jは、木の上を行く(っと言っても高い木と低い木の中間だが)か下を行くかで迷っていたが、結局フェアーウェイに戻して来て残り、100Yの第三打をピン4m上につけて来た。 グリーンに上がって見るとエッジから12ヤードにピンは切られていた、逆芽のスライスをサンドウエッジでピン左1m手前に落としタップインパー。 Jだけがボギーでここまで私が2アンダーパー、後の3人が1アンダーパーで、いよいよ次は193y難しいパー3に向かった。 |