2007/08/21(火曜)
| フィリピン水難の相はキリストの坊主の性ではなかった。 |

今住んでいるこの家も来月19日で引越しする事となった、流石の俺も堪忍袋の緒が切れた!!
周りから見れば俺は短気で通っているらしいが、俺としては結構でかい堪忍袋を持っているつもりだ。
その確かな証拠に今までフィリピンで暮らして来られた、その事は誰にでも出来る事では無いと怒鳴る事だって出来る位の 大偉業なのである、どの位凄いかと言えば、密閉した四畳半の箱に入って100万匹の蚊と一緒に暮らす事が出来るのと 同じくらい凄い事で、それが出来る人ならばフィリピンで10年は暮らせる。 もし20年暮らしたいのなら100万匹のハエを加えなければ成らないし、一生暮らしたいのなら100万匹のゴキブリを 仲間に入れなければ成らないだろう。俺は20年に決めている、一生居たのでは命が持たない!!。 これはこの家の性ではないが、(もしかしたらヤッパリこの家の性だ)越してきたばかりの時財布を盗まれた、 犯人はその時いたメイドである、この経緯は既に別紙に書いた、 ( 財布泥棒捕り物始末、家の写真と見取り図) 兎に角この家に越して来てから禄な事が起きない、 一昨日の雨で又、雨漏りである、唯の雨漏りではない、二階の廊下を水が流れてい る、雨漏りの元を断つのと、 流れている水を堰き止めるのと、水を取り除く作業とを一緒にしなければ成らなかった。
どれからしましょうか?っと聞く奴が居たので、思いっきり雑巾を投げ付けてやった。
その作業を5人でやった、 勿論俺も加わったがその時怒り心頭と成り、俺の大きな堪忍袋の緒がブチ!!と大きな音を立てて切れた。
去年の9月20日に越して来て以来今までこの家には水の被害が相次いだ、水難の相が有る様だ、いや!絶対ある、 こういう場合は一般的に言って何かの祟りが有るはずだ、しかし越してきて直ぐ牧師を呼んでお払いをしたのに全く効果が無い。 ある時その時のキリストの坊主に偶然会った、文句を言ってやったら、成る程と言う答えが返って来て納得した、 『だからお払いをしたのです、もし私がお払いをしなかったら、とっくにあの家は水没していたでしょう。アーメン!!』 大型車4台収納可能な半地下のガレージがこの家の最大の元凶、この駐車場は住み始める前から浸水の懸念を持っていて、 何度も大家にその心配を訴えたが、その都度今までも浸水した事はないし、もし浸水しても自動排水ポンプが付いているから 心配はご無用との答え、大家 は中国人経営の一部上場会社、言葉を信じた、いや、当時なかなか引越し先が見つからず、
差し迫っていた事も有り、疑いながらも無理やり自分自身の猜疑心を抑え着けた。
その時抑え着けずに野宿した方が正解だった、っと後悔しなければ成らない事もその後何度か有る。 心配が現実に成り最初に後悔したのは、越して来てから半月も経たない頃の事であった。 駐車場は地下水の浸透対策をしていないため、雨が降らなくても水は湧いてくる、しかも凄い勢いで溜まる、 それを一日10回ほど自動ポンプが作動して外へ捨てる仕組み。ある夜の出来事そのポンプが壊れた、 気が付いた時には駐車場はくるぶしまでの水が溜まっていた、急いで車を表に出した、夜の為大家に連絡が着かない、 次の日の朝ガレージを見てみると、くるぶしはすっかり隠れ足首の上まで浸水している、凄い浸水速度である。 大家からの派遣業者が来たのはその日の午後、もうすねの方まで水が溜まった時であった、排水ポンプを持って来たが、 まるでおもちゃの様なその小型ポンプの排水量は溜まっている水の量から考えるとすずめの涙ほどの排水量である、 業者は私の必死の説明で 自分がバカだと言う事に気付いたらしく大型、っと言っても大した事はないが、何とか手配した、
排水している間にも水は浸水して来る、全部水が引けたのは次の日の朝である。
自動排水ポンプの修理が終わる3日間、業者が置いていった手動ポンプ係を一人専属に置かなければ成らなかった、こんなの納得出来る訳ネーが、蚊が100万匹よりゃあましか。 2回目の水害、コリャア凄かった、1mチョイ道路から下に降りているガレージが水で埋った、っと言うより突然プールが現れたと言った方がピッタリだ。 去年9月に来たフィリピン誕生以来(?)の超大型台風『Milenyoミレニョ』の直撃を受けた時である。 原因は強風で倒れた沢山の木が唯さえ細い管の下水を詰まらせ、道路は川状態、その水が入って来たのだ。 間一髪車は表に避難できた、バカな排水ポンプは自分の責任を全うしようと健気にもフル回転、配水された水が又ガレージに逆戻りする、 ポンプの責任ではない事が解った俺は、何とか休ませてやろうと思ったが止める術を知らない、その内停電になり文字道理自動停止した。 停電は三日続いた、その間誰も泳ぐ気にも成らない地下プールは満々と水をたたえ、蚊の住処となりボウフラが湧いてくる。 しかし俺はそんな心配をしている所では無かった、発電機の手配をしないと食料が皆腐ってしまう、 その当事2つの大型冷蔵庫とこれも大型の冷凍庫が1台有った。貯水タンクの水は飲料水などには使えない、 飲料水の確保も必要である。 ![]() 中華街ウンピンへ行っていつもの2倍もする高い2馬力の発電機を買って来るが、 明らかに出力不足である、接続のやりくりが大変で、冷蔵庫は1台にして冷凍庫とクーラーに蛍光灯が一器に限定した。 次の3回目の水難が起きたのは、台風騒ぎの1ヶ月後位経った頃に起きた。 フィリピンはよく断水する、水道管が細く供給量に無理がある上に弱いため直ぐ壊れる、しかしこの家にはドデカイ貯水設備がある、 流石中国人用意が良い、3日や4日間位の断水ではビクともしないほど大きいタンクである、この貯水タンクへの給水には 自動給水装置が付いている。 一旦ここに貯めた水を今度は屋上の給水タンクまでポンプで上げ、家中に配水する仕組み。 水道の水圧が弱いため2Fまで水が上がらないのある、このタンクへの給水も全自動である。 水難問題を起こしたのはこの家自慢の貯水タンクであった。 異常に気が付いたのは水道の請求書が来てからだ、何と普段の100倍もの請求が来た、何だコリャ!!。 大家に連絡して調べてみたら、貯水タンクのフロートスイッチが壊れていた、貯水タンクが満杯 に成ると このフローとスイッチが作動して給水は止まる、スイッチが働かない為満杯に成っても水は止まらない、
溢れた水は排水溝へ捨てられる、それが何日もの間ズーット続いていたのであると判明した。大家曰く、どうして早く気が付かなかったのだ、この責任は何と俺に有る、っと言って来た、冗談言っちゃあイケネーヨ中国さん!、 中国ならそれで通るかもしれネエけど、こかあフィリピンディ!!設備不備までコッツラの責任にされてタマルケェ!!、 一悶着あったが俺はその支払責任からは免除された、当たり前だ!!、そんな事でもめる事自体愚の骨頂だ!が、 ここはフィリピン、日本ではない、日本の当たり前がここでは通じない、相手が中国で良かった。 その後も水害は続いた、いたる所で雨漏りの発生、そんなに古い家では無い、いや!、まだ築5年位である、 しかしこのデカイ家は欠陥だらけでまともに人が暮らすまで修理するのには、かなりの時間と修復費用が掛かるで有ろう。 特に地下駐車場は全く使えない、駐車場を新たに作るか、今の駐車場を地上と同じ高さまで上げなければ成らないが、これは事実上無理だ。 来月19日までにはここを出る、しかし又家探しである、その後には大嫌いな6回目の引越し作業をしなければ成らない、 ウンザリしているが、ウンザリしていられない。この怒りと虚脱感をどこへ持って行こうか。 ![]() ![]() ![]() ![]() |