
久しぶりにCebuへ行く、っと言うより行かなければならばくなった、実際には8月中に行かなければ行けない用事が有ったにも拘らずズルズルとCebu行きを延ばしていた。怠慢である、来週になったらCebuへ・・・っと思い続けて引越しの日が来てしまった、そして面倒が勃発、しかし今日は9月31日、マクタン店の契約は8月末日で満了している、Cebu G・CのGM(ジェネラルマネージャー)は私の昔からの友人、彼とは遅延の連絡は取って有る、忙しい(唯の口実)ので契約書の更新に行くのを少し待って欲しい、9月中には必ず行くから、っと行っていながら約束の日が来てしまった、たまたま30日が日曜日だったので10月1日にして貰った。 朝6時30分の飛行機で行ってその日の夜最終便10時50分で帰って来る予定朝一番の飛行機は4時代に有るが、Cebuまで1時間そこそこ、向こうへ着くのが速すぎる。朝4時半、まだ眠っている目と、3分の1起きている頭と、チグハグな動きをする手でなんとか洋服を着替えてからコーヒーを飲む、空港まで15分である、5時半に家を出れば間に合う、朝の飛行場はそんなに込んでない、チェックイン・カウンターもがらがらで有る。 ![]() 所が待合室に入ってみるとなんと大勢の人がもう自分の目的地域の飛行機の出発を待っていた。 時間はまだ有る、腹が減ったので軽くパンでも食べようと思いミスタードーナッツへ入った、待合室の後方にはいくつかの軽食を売っている店が並んでいる、しかしここは恐ろしく高い、一般でコーヒーを飲むと10〜15ペソ、空港内だと30〜50ペソ、ここでは70ペソである、それにウィンナーロールパン75ペソ、ついでにシナモンパン70ペソをオーダーして支払いカウンターに行く。 そこでの会話『全部で幾らですか?』コンピューターを見ながら『コーヒーと、ウィンナーロール、とシナモンですね?』『そうです』『355ペソです』『ハイ、それではこれでお願いします』っと行って370ペソ渡してから『コーヒーは幾らですか?』『70ペソです』『ウィンナーロールは幾らですか?』『75ペソです』『シナモンパンは幾らですか?』『70ペソです』 『それでは合計で幾らですか?』『さっき言った様に355ペソです』『どうしてそういう計算になるの?、70ペソが3つより5ペソ多いだけで?』 ![]() 『ああっ、違います、お釣りがあります』『そんなの解ってるヨ、余分に払ったんだから!「おつりが有る」、じゃあ無くてトータルでいったい幾らか聞いているんだよ!!』『215ペソです』『あなたさっき幾らだって言った?2回も聞いているんだよ?』『ちょっとコンピューターが間違っただけです』『それで終わりか?お前が間違ったんだよ?違うか?』『私じゃありません。コンピューターです』『誰がコンピューター使ってんだ?お前じゃないのか?』『オートマティックです』『うそ言うな!お前さっき、カチャカチャやってたじゃないか!』『でも良いでしょ?お釣り上げるんだから、損してないでしょ?』『そういう問題じゃないだろう?自分でミスしておいて、損しなかったから良いだろうって言い草あるか!!ミスを認めたら誤れ!!』『私じゃないです、コンピューターです』『おいっ!!マネージャー出せ!!こうなったら納得行かねぇ!!』『マネージャーはいません』『じゃあ、お前の上司だせ!!』『それも、いません』話にならない。 しかし俺の腹も納まらない、『お前!ミスじゃネエだろう?ごまかそうとしたろう!もう買うのやめた!!金かえせ!』『でも、レジ打 っちゃったから・・・』『うるせえ!!又コンピューターがミスしたって、テメエの上司にそう言いな!!こっちの知った事じゃなえや!!』こっちのシステムはレジは巻き戻せない、金とレジが合わなければ自分が弁償である、そう言うシステムにしないとこっちの人間は幾らでもごまかす、日本人と見ると、このようにごまかそうとする、しかし殆どの日本人は計算もしないで請求された金額をそのまま払っちゃうだろう。アイツは俺をごまかそうとしたお陰で、その日の日当の半分以上を払って、喰いたくも無いウィンナーロールパンとシナモンパン、そして一回も払って飲んだ事の無い70ペソのコーヒーを飲む事に成った。ザマーみやがれ!!。しかしもしかすると他の日本人から巻き上げてしまうかも知れない。 定刻どおり飛行機は出発した、空腹の腹を抱えながらCebuへ着いたら何か喰おう、機内は満員状態、私の細い身体にも狭いシートに、隣の人は身体が半分収まらないような苦しさで座って居る、隣と言っても通路挟んでの隣で私に実害は無いが、本当の隣の人は間違いなく幅寄せを掛けられているだろう。 そんな事を考えながらシートベルトをした途端殆ど気を失って、次に気が付いた時にはCebuへ到着していた。外へ出て一服している間にオンポンが来た、セブの店3店舗をこいつに任せて有る、上に馬鹿の付く正直者、実直で誰からも頼られ、フィリピンでこいつほど信頼の置ける人間は今までお目にかかった事が無い。元々はCebuの貧民街に生まれ、キャディーをやりながらゴルフの腕を磨きプロに成った、成ったは良いけれど、その当時Cebuにはゴルフ場も少なく、トーナメントは殆どマニラである、意を決してマニラに移り住み、Navy G・Cに席を置いた、トーナメントでは予選落ちは無かったものの生活出来るだけの賞金は稼げない、しかし持って生まれた性格の良さから彼を応援する人も出て来た、やがて結婚もし(これは失敗だった様である)、場所は勿論良い所ではなく、小さい土地に小さい家まで建てられる様になった。 これはフィリピンのプロとしてはかなり優秀な部類である、そんな有る日彼が当時まだマカティに俺のショップが有る頃クラブを買いに来た、勿論自分のではなく、自分の生徒のクラブである、そ ![]() んな事を1年位繰り返していたが、とても律儀な奴で一度も支払いを滞った事が無い、たまに1日2日遅れると、必ず電話が来た。フィリピン人には珍しい奴であった、当時俺の所属はVillamor店番にもそこの連中を使った、彼らにとって定期収入が有る事ほど嬉しい事はないので有る。 そんな時事件が起きた、年に一回のゴルフショウの時である、ショウっと言っても色んなゴルフ関係のショップがイベント会場に一挙に集まって展示即売会をするだけである、マニラ中から60店舗以上は集まる。 その3回目の出展の時の事、3日間の開催予定も終わり、片付けの時、隣の展示場でもスケジュールが一緒になり、小さい出口では如何する事も出来なくなって商品の搬出が始まったのが夜10時、そして今夜中の12時を回ろうとしているのに、まだ3分の2以上の出展各社が搬出できないでいる。 俺はこの事を想定していた、事前に調べて置いた他の出口から出る算段を始めた、チョット手続きが面倒くさかったが、その許可書さえ来ればそこから脱出できる。 しかしその許可書を取りに来ているが責任者がどこかへ行ってしまってサインが貰えない、イライラしながら待つ事30分、待ちに待った責任者が返ってきた来た。やっと脱出が出来る、イザ運び出そう、!そう思い、荷物の所へ戻って見ると、手伝いのプロが5人とも全員居ない、何処へ行ったんだと聞くと帰ってしまったと言う、まさか荷物を残して帰ってしまった等とは信じ難かったが、本当らしい、仕方が無いので残っているショップの従業員4人でトラック2杯の荷物を整理し終わったのはもう朝の3時を回っていた。 俺は怒った、今回はVillamorのプロ4人にNavyからオンポン1人を入れた5人を雇った、給料もハズンダし、ボーナスも出した、待遇はかなり良いはずである、彼らがエスケイプした意味が解らなかった、次の日昨日の5人のプロの内オンポンだけが誤りに朝来た、『どんな事があれ仕事を投げ出して帰ってしまった事は本当に申し訳なかった』っと平謝りである、『一体全体どうして先に帰ってしまったのかその訳を聞かせてくれ』っと言うと。 ![]() 『皆腹が減ってしょうがなかった、そして別の出口から出ようと言っても中々出られない、そのうち俺だけが居なくなった、きっと飯を食いに行ったのだろうと全員が勘違いをして、腹を立てて帰ってしまった』っと言う事だった、俺が責任者のサインを待ってた頃の事だ、そう説明すると、オンポンはこう言った 『何処へ行ったか解らなかったが、私は帰るつもりは全く無かった、そんな事出来る訳無いっと思った、しかし主体はVillamorのプロ、彼らの意見を無視する事も、彼らと別行動を取る勇気も無かった、本当に恥ずかしい』俺が『解ったならもう良い』、と言ってアルバイト料を渡そうとすると『恥ずかしくて受け取れない』っと言う、その後結局Villamorのプロは1人として誤りに来なかった、俺はその時からオンポンの面倒を見ようと決心した。 そんな事があり、それ以後彼が専属で店を見る様になった、Villamorのプロは一切使わなかった、1年が過ぎオンポンの田舎のCebuに出店する事になった、もう5年も前の事である。オンポンの給料はその昔でも中々悪い給料ではなかったが、今ではその倍以上に成っている、人はやはり誠実が一番だと言う見本の 様な男である。彼と一緒にマクタン店に向う、途中の話はどうしてこんなに遅くなったのかっと言う事と、韓国人が今の場所を狙って色々手を回している事、それをGMが阻止しているが、速く契約をしないとGMの立場が無いっと言われた。 それと、もう一店舗あるドライビングレンジが来年3月で閉鎖する事を言い出した時は驚いた、まだ出店してから半年も経っていない、突然の話だ。このドライヴィングレンジも軍隊の管理下に有る、どうもフィリピンの軍隊か政府かは解らないが、方針を改めているようだ、Villamor もかなりの土地を民間に売却した、ここもそうで有る、ここはドライヴィングレンジだけではない、敷地全部を売却したと言う、何エーカーあるかは解らないが、東京ドーム20個では絶対に足りない広さである、後楽園全部全体の数倍広い敷地なのである。 これで又仕事が増えた、新しい出店先を見付けなければ成らなくなった。 ! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |